2007年7月30日月曜日

コミュニケーション

いままでいろんな形で異文化間コミュニケーションに携わってきたんですが、なかなか奥が深いです。
ある程度いろんなケースを体験してきているので、大きな困難を感じることはないんですが、やっぱり体調や勉強や仕事といった環境の状況により、ちょっと受けとめ方が違うように感じます。

一年目はやっぱり恋愛期間のようなもので、お互いに何ごとも新しく感じて、いろんなことに感激を覚えたりすると思います。

二年目は、そうした恋愛期間を経て、一歩引き下がったところで状況をみているように思います。本人が感じることだから、厳密な客観性はないと思うですが、、、。それでも、できるだけ客観的にみようとしているように思います。

はじめてミンダナオ島にやってきたのが、2005年8月の末。途中日本へ夏休みでかえったりしていない時期もあるんですが、ほぼ二年が過ぎようとしています。そんな僕も何となく二年目って感じがします。

ことあるたびに、いろんな国や地域で生活することがあったんですが、その度に挨拶一つをとってもそれぞれ意味があり、方法も違ったりします。僕がいま生活をしているところでは、案外おはよう、こんにちは、とかってあまりいわないことが一般的のようです。もちろん、僕がGood MorningやHi!といって答えないということではなく、一般的に挨拶は割愛するようです。僕がホームステイをしている家庭でもそうです。最初は、このこちらから挨拶をしないと挨拶をしないっていうのは、非常に違和感がありました。くしゃみをしても、何にもいわなかったり、結構このあたりも気になったりしました。

マニラのように外国人が多い地域や海外からの帰国者はこの辺は他の国の習慣に準じるようですが、地方では上記のようなコミニュケーションが一般的のようです。無言のうちに、相手に敬意をはらうのがフィリピン人のようです。おしゃべりやうわさ話が大好きなフィリピン人ですが、こんな部分では案外無口のようです。

ちなみに、目線があったときに、おでこを動かすのがフィリピン式のカジュアルな挨拶です。もちろん無言です。

お試しください!!