2007年10月30日火曜日

後期登録完了

雨のカガヤン・デ・オロから、こんばんは。

早いもので2007年10月もあと一日となりました。よくよく考えてみると、2007年も残すところあと2ヶ月。時間の経過を感じます。

さて、きょうから医学部も後期の登録が始まりました。こちらの場合は、学期ごとになっているために学期ごとに受講手続きをしなくてはいけません。日本の大学のシステムと大きく違うことで、学部間の移動が比較的に簡単であること、また大学間の移動も同様であること。そんなこともあるために、学期ごとの登録になるのではないかと思います。

たとえば、前期だけ看護学部を受講して後期から、教育学部に転部することもあったり、あるいは、前期だけ医学部に登録して、後期は受講しないないなど様々です。医学部の場合は、すでに学部を卒業していて、中には、海外でやっぱり働いた方がおかねになるからということで、看護師、臨床検査技師、理学療法士の免許を持っている人は海外に行ってしまうケースもあります。後期からいなくなっちゃう同級生もいるのではないかと思います。

何はともあれ、3月まで、一歩ずつがんばります。

後期は、生化学、神経解剖などがメインで覚えることがいっぱいです。



2007年10月16日火曜日

学期休み

前回blogを更新したのが、2007年9月4日だからちょうど一ヶ月と11日前。ずいぶんと長い間更新してなかったのだなあと実感しました。

この一ヶ月前期試験があったりして、その準備におわれていました。11月5日まで休みなので、まめに更新したいと思います。

この学期休みの間は、同級生は実家に帰ったり、旅行に出たりといろいろとですが、僕はしっかりと復習と予習をしたいと思います。みんなよりもちょっと遅れているので、反復勉強をして少しでも、身につけないといけないです。

いい意味での緊張感を持続することも休みの課題だと思います。出来るだけ、大学の図書館で勉強したり、数人で勉強をしたいというひとと学ぶこともいいかと思います。夢の中で覚えたことがいっぱい出てくるので、正直寝ることに集中したいと思うこともあるのですが、夢の中でもう一度整理するのもそれなりに効果があるかな。

そうそう、医学生ということなので、医療現場もちょこっと見学に生きたいと思っています。あまり手を広げない程度で。

きょうのカガヤン・デ・オロは晴れ渡っています。



2007年9月4日火曜日

何があっても前向きに突き進むことだ。立ち止まるなよ


何があっても前向きに突き進むことだ。立ち止まるなよ。

吉行あぐりさんの著作をドラマ化した「あぐり」の中での台詞です。
今からちょうど十年前にNHKの朝のドラマで放送されていました。毎朝これを見るのが日課でした。(見られない時はしっかりと録画をして。。)

どんなことがあっても、前向きに生きる吉行あぐりさんってすごいな、って思いました。ドラマを主演された、田中美里さん、野村萬斎さんの演技が良かったです。

僕も人生いろんな岐路に立つことがありました。いまも人生の大きな岐路から前に進んでいます。

たゆまない歩み、Ever Onward

これからもがんばって医学の道をあゆみます。



2007年8月30日木曜日

まる2年。2005年8月30日 火曜日




Monday, 29th of August, 2005
Japan Airlines 741 Tokyo/Narita 09:40 departure -- Manila 13:00 arrival

Tuesday, 30th of August, 2005
Air Philippines 533 Manila 08:40 departure -- Cagayan de Oro 10:05 arrival

Friday, 2nd of September, 2005
Cebu Pacific 382 Cagayan de Oro 07:15 departure -- Manila 08:40 arrival

Monday, 5th of September, 2005
Japan Airlines 746 Manila 09:30 departure -- Tokyo/Narita 14:45 arrival

2年前の日程表です。

早いもので、カガヤン・デ・オロに初めて来てから丸2年が経ちました。この2年の間にいろいろなことがありました。過ぎてしまうと本当にあっという間でした。きょうという日に改めて感謝です。

きょうの朝は、2年前と同じく少々曇りでした。マカティで迎えた8月30日の朝は晴れそのものでした。ともだちが迎えにくるはずだったのですが、寝坊をしてしまい僕はそのままタクシーでマニラ空港国内線へ移動しました。当時は、アキレス腱を切ってしまったあとだったので、取り外しの出来るキャストをはめたままでした。

国内線では無事にチェックインをすませて国内線ターミナルで出発を待っていました。

なにしろフィリピンはまったくの初めてだったのですが、あまり緊張をすることもなくのんびりしていました。ちょうどミスドがあったので、そこでミスドをほおばりながら。あれから何回この国内線ターミナルで飛行機を待ったことでしょうか。

フィリピン航空と提携のエアフィリピンに搭乗。約1時間20分の旅でした。東京から福岡に飛ぶくらいでしょうか。時間的には。

空や海を眺めながら、どちらも真っ青で気持ちがいいな。

カガヤン・デ・オロ空港(通称ルンビア空港)に到着前に、何故かすぐに戻ってきてここで生活をするんだろうなって思ったことが今でも印象に残っています。

飛行機を降りみると、本当に個人まりとした小さな地方空港です。

僕が初めてのフィリピンということで、大学からBalchand神父様が出迎えにきてくださいました。大学はイエズス会の運営です。Balchand神父さまは大学のイエズス会の院長先生です。笑顔がすてきな方で、僕が快適に過ごせるようにいろいろと気を使ってくださいました。本当に感謝です。不思議な縁は続くもので、こちらで生活をはじめてから、カトリックの霊的指導をしてくださっています。

大学に到着する前に、大学の附属施設で東南アジアリーダーシッププログラムや、附属高校を案内してくださいました。改めて、大学の規模の大きさにびっくりしました。

少々雨が降ってきたのですが、気分は浮き浮きでした。Carmen橋を渡り、大聖堂の前を通りホテルへ。実はこのホテルその後の僕の同級生のご両親が経営されているホテルだったんです。びっくりしました。はじめて話を聞いた時は。何せ、僕のカガヤン・デ・オロライフの始まりはまさにCasa Crystallaでしたので。

ホテルの部屋に荷物を置いて、大学内にあるLoyola House(イエズス会司祭館、上智大学にあるSJハウスと同じ)で昼食をごちそうすることになりました。日本から来たということで、いろんな方をご紹介いただきました。なかには学長に就任されたばかりのVillarin神父さまとも初対面でした。先生は以前上智大学に留学されたこともあり、日本のこともよくご存知でした。それにしても、日本では考えられないくらい若い学長先生です。非常に魅力的な先生です。

昼食を終えてから、医学部の事務長さんがいらっしゃいました。その方こと、現在のホームステイ先の家族です。本当に縁は不思議なものです。

事務長さんに連れらて、医学部長、副医学部長、地域医療主任教授と面談をすることになりました。留学のいきさつ、どんなことを将来したいのかなど、さまざまなアドヴァイスを受けることになりました。非常に和気あいあいとしたなかで話が進みました。課題は多いのですが、がんばろう!という気持ちが強かったことを思い出します。

その後、副医学部長のご案内で、授業見学をすることになりました。きょうの授業も解剖学だったのですが、二年前のはじめての見学も解剖学でした。当時のことを解剖学の教授と話したのですが、本当に二年も過ぎたなんてびっくり、という感じでした。

2005年8月30日はあっという間に過ぎてしまいました。この夜は、大学の前にあるファーストフードの店でハンバーガーセット購入してホテルで食事をしました。少々疲れていたので、そのまま寝てしまい、深夜に目を覚ましました。すると学生が、それも女子学生がまだ歩いていて、この街がいかに安全かということを感じました。

もちろんその後、二度寝をしたことはいうまでもありません。笑

ちなみに、こんばんは、お手伝いさんに頼み、カツカレーを作ってもらうことに!!Tataさんは非常に料理がお上手で毎回感動しています。満足満足。。。

ちょっとこれから一休みをして、明日の予習をします。



2007年8月25日土曜日

デング熱その後

先日、デング熱についてお話しいたしました。実は僕のまわりの方が数名デング熱に感染いたしました。そんなこともあり、デング熱について書かせていただきました。幸いなことに、無事に退院することが出来てました。

不思議なことはあるもので、今月は、公衆衛生の授業で感染症について学び、特にデング熱についてまなびました。加えて、PBLでは、血液学がテーマで、その中で止血についてもまなび、止血帯テスト(ターニケットテスト)について実習がありました。まさに、デング熱のように血小板数が減少している患者さんの状態をチェックする時に行うものだったのでこれまた教室でただ単に学ぶだけではなく、お見舞いの時に、肌の状況をチェックさせてもらって、いろいろと学ばせてもらいました。

デング熱に感染されたということで、積極的にTawatawaの葉を煎じたものをお飲みになっていて、状況が改善されていたのもとても印象的でした。近代医療だけではなく、伝統的な薬草治療も効果があるんですね。こちらの保健省では、薬が手に入らない場合に薬草で代用することを勧めています。またこちらも機会を見つけてご紹介したいと思います。



外務省のサイトより
デング熱

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/kakuron03.html


1. はじめに
デング熱は、デングウイルスを保有した小型のヤブ蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)に刺されることにより感染するウイルス性の疾患です。その流行は東 南アジア、南アジア、中南米諸国で多く、感染地域は中国南部、南太平洋諸島、アフリカにも拡大しています。デング熱患者は過去30年間で劇的に増加し、世 界では年間約1億人の患者数と推定されています。

デング熱を媒介するネッタイシマカは、熱帯の都市環境に良く適応していて、ヒトの生活圏、例えば家屋内外の小さな水たまり(空き缶、水 槽、竹の切り株、古タイヤ)で繁殖します。卵は乾燥しても生き延び、再び水を得るとボウフラになりますが、孵化したボウフラは約10日と短期間に成虫にま で発育します。このネッタイシマカは昼間吸血性で、日の出後と日没前の数時間に最も活発になりますが、日陰や室内、曇天では一日中活動します。その飛行範 囲は100m程度と比較的狭く、家屋に沿って移動すると言われています。都市型のデングウイルスは蚊→ヒト→蚊の感染サイクルで維持され、ヒトからヒトへ の直接感染はありません。デングウイルスは、血清学的に4つの型がありますが、型による症状の軽重はありません。例えば2型に感染した場合、2型に対して は終生免疫がありますが、4つの型があるため、理論的には4回感染するわけです。しかし、3度目以降の感染は殆ど無いと言われています。

日本では1942年〜1945年に、長崎、神戸などの西日本でデング熱の大流行がありました。これは、戦争中に東南アジアから戻った軍 用船中のデング熱罹患患者によって持ちこまれたもので、当時はヒトスジシマカが伝搬を受け継いだと考えられています。現在、日本国内にはデングウイルスは 常在しておらず、国内のデング熱患者は全て海外で感染した輸入感染症です。その殆どが東南アジア諸国への旅行者で、患者数は近年増加傾向にあります。

2. 症状
デングウイルス保有の蚊に刺されて(感染)から発症するまでの期間(潜伏期)は、普通4〜7日です。症状は、急激な発熱(38〜40度)で始まり、頭痛、 関節痛、筋肉痛、眼窩痛、倦怠感を伴います。発熱は4〜8日間継続し、痒みを伴ったハシカ様の発疹が、熱の下がる頃に胸部や四肢に広がることがあります。 また、食欲不振、全身倦怠感は1〜2週間続き、血小板が減少した例では、鼻出血、歯肉からの出血、生理出血の過多を見ることもあります。通常、これらのデ ング熱の症状は1〜2週で軽快し、後遺症を伴うことは殆どありません。デングウイルスに感染しても症状の出現しない例(不顕性感染)も多いようですが、そ の頻度については不明です。

3. 検査
血液検査の特徴は、発症の初期より白血球の減少(通常 2,000/ul以下)と血小板の減少がほぼ全例に見られることです。血中のデングウイルスIgM抗体は、発症の4〜5日目頃から陽性となり、この時点で デング熱の診断が得られます。このIgM抗体は2〜3カ月で陰性化しますが、別のタイプのデングウイルスIgG抗体の上昇は発症の3週頃から長期にわたっ て認められます。また、殆どの患者に血清のトランスアミラーゼ(GOT、 GPT)の軽度上昇(肝機能障害)が見られます。

発症の初期(4日頃まで)には血中にウイルスが存在するため、この期間にデングウイルスの分離やデングウイルス遺伝子の検出も可能です。このDNA検査により、デングウイルスの型を知ることもできますが、これらは特殊な検査ですので途上国では一般的でありません。

4. 診断
急性の熱性疾患で、頭痛、筋肉痛、関節痛、眼窩痛、発疹、出血傾向などデング熱を疑わせる症状があって、デングウイル ス抗体(IgM、IgG)やデングウイルスの分離、ウイルス遺伝子の検出があれば、デング熱の診断は確実となります。症状が似ていてデング熱と鑑別を必要 とする疾患には、発疹を伴うウイルス性疾患(麻疹、風疹)、腸チフス、マラリア、インフルエンザ、髄膜炎、A型肝炎などがあります。症状のみでは、デング 熱の診断はできません。

5. 治療
デング熱に対する特効薬はありません。治療は症状に応じた対症療法が基本で、脱水予防に経口による水分補給や点滴補液療法が重要となります。解熱剤には、 パラセタモール(アセトアミノフェン)を用いるのが一般的で、アスピリンは出血傾向を増強する恐れがあるので禁忌です。また、抗生剤はデング熱には効果が ありません。

6. デング出血熱:DHF
デングウイルスの感染でありながら、デング熱とは異なった重篤な病態を呈するものにデング出血熱があります。このデング出血熱は、成人より小児(3〜7歳)に多く発症する傾向があり、患者数は世界中で年間25〜50万人と言われています。

発熱の2〜7日後に不安・興奮状態となり、胸水や腹水の貯留が高い頻度で見られ、肝臓の腫大も伴います。血小板数の著しい減少と血液凝固時間の延長によ り、全身の出血傾向(皮下出血、鼻血、吐血、下血、血尿)が見られ、重症例では血圧が低下しショック症状に陥るもので、通常のデング熱とは全く異なった経 過をたどります。デング出血熱の患者に対する治療は点滴補液が主体ですが、血小板減少の程度により血小板輸血が必要となります。適切な治療がなければ、死 亡率は15%程度に上りますが、集中治療により、その死亡率は1%以下に押さえることができます。同じデングウイルスの感染でありながら、デング熱とは異 なった病態のデング出血熱は、初回感染より2度目以降の感染に多い傾向があります。このデング出血熱が、どのようなメカニズムで発症するかは諸説あり、今 のところ不明です。

7. 予防について
現在、デング熱予防ワクチンは実用化されていませんし、マラリアのような予防薬もありません。ネッタイシマカはヒトの生活圏で繁殖しますので、蚊の繁殖す る環境を徹底的に排除すること(空き缶の処理、貯水槽の管理)が最も重要と思われます。また、蚊に刺されないよう外出時には虫除けスプレーを用いたり、室 内では蚊取り線香を使う等の蚊に刺されないような注意が大切と思われます。

一般に高層の集合住宅に住む方が、独立家屋よりデング熱の感染リスクが低い傾向がありますので、住居選びの際の参考にして下さい。

8. 症例
スリランカ在住の15歳女性が、日本に帰国した当日に突然の発熱で発症しました。その翌日に開業医を受診し、重症との ことで感染症専門病院を紹介されて入院となりました。入院時には40℃の発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感があり、腸チフスやデング熱が疑われま した。血液検査では、白血球と血小板の数が著しく減少しています。高熱は5日間続き、その間身体がだるく食欲は全くありませんでした。入院中は、点滴療法 が行われています。次第に熱が下がり、症状も軽快したことから第6日目に退院となっています。入院中、肝機能検査でGOT、GPTの軽度上昇を認めていま すが、第10日目が最も高い値を示しました。経過中にデング熱特有の発疹は認められていません。この症例はデング熱IgM抗体が陽性であったことでデング 熱の診断がつきましたが、症状だけでは診断がつかなかったと考えられます。また、第24日目の血液検査では、白血球、血小板、肝機能のいずれもが正常化 し、後遺症を認めず治癒しています。この患者さんはスリランカで感染し、帰国後に発症した中等度のデング熱の一例です。


2007年8月21日火曜日

それこそ思いがけないことで



blogでもThe Secretについて書きましたが、プログラムの中で紹介されていたことを実践してから、不思議なことをたくさん経験しています。きょう体験したこともまさにびっくり!

いまから三週間前に、タフな時計が欲しいなあって思っていました。というのは、日本出発前に、お気に入りの時計を直してもらったのですが、時間を合わせようとしたら、リューズが壊れたんです。ナイキの時計なのです。日本からせっかく送ってもらって、プールでもどこでも使えるかなと楽しみにしていました。そんなこともあり、タフな時計が欲しいなあと思っていました。

タフな時計といえば、カシオのGショック。早速、専門のサイトを見たりしてました。気になったものは、電波時計で、太陽電池で動き、世界時計で、アナログ時計でした。でも、値段も立派なものでした。笑 いまは新しい時計を購入する予算がないので、またの機会かなって思ったんです。

きょう、同じ街で生活をする日本人のともだちから、渡したいものがあるということで、連絡をいただきました。僕はてっきり、旅行土産かと思っていました。これを読んでいらっしゃる方は、すっかり想像がついていると思います。そうなんです。僕がサイトで見た時計を、いただいたんです。最初見たときに本当にびっくりしました。こんなことってあるのかなって思いました。うれしくなって、写真に撮りました。笑

今朝、久しぶりに親戚の子にメールを送ったのですが、その時に、何故かGショックのことを思い出したんです。女医さんで、Gショックを使っていて。何の脈略もなく思ったので、その時は全く気がつかなかったのですが、きょう丸一日の展開を振り返ると気づかせだったんですね。あまりに出来すぎていると思われる方!僕もびっくりしているんです。本当に。

スペッくは以下のようです。すごい時計ですよね!本当に。Sさん、ありがとうございます!!大切に使わせていただきます。

G-SHOCK初のアナ/デジ・コンビネーションモデルAW-500が復活。
G-SHOCKでは初めて対衝撃アナログ/デジタルのコンビネーションモジュールを搭載したAW-500がTHE-Gとなって復活!ラウンドのケースデザ インや、凸凹のないシンプルなバンド形状はそのままに、電波受信機能とタフソーラーを搭載。ベゼル上部のPROTECTIONの文字や、時計・分針のカ ラー、形状、側面ボタンの色までこだわり再現しています。また、電波ソーラーの機能性、実用性から3つ液晶部を設け、進化した文字板には、AW-500に も採用されていた落下時の衝撃をグラフ化したショックアブゾービングカーブをデザイン。往年のデザインを色濃く残しながらも、正統進化したコンビモデルで す。
・G-SHOCK初のコンビモデルAW-500を踏襲したデザイン
・電波受信機能(国内2局自動選局/北米電波対応)
・タフソーラー
・操作音のON/OFFが可能なミュート機能

共通仕様

■電波受信機能(周波数40KHz/60KHz自動切換え/北米電波対応)
■フルオートカレンダー
■耐衝撃構造
■タフソーラー(大容量ソーラー充電システム)
■フル充電時約6ヶ月駆動(パワーセービング状態で約15ヶ月)
■パワーセービング機能
■20気圧防水機能
■ワールドタイム機能(世界48都市)
■ストップウオッチ機能(1/100秒、60分計スプリット付き)
■タイマー(セット単位1分、最大セット60分、1/10秒単位で計測)
■時刻アラーム(時報)
■LEDライト(スーパーイルミネーター)
■素材 樹脂+ラバーバンド
■サイズ(H×W×D)/重さ:55.2mm×47.6mm×14.2mm/約51g




2007年8月20日月曜日

ネコがほしい!!


自宅ではネコを飼っています。まる2歳になるネコです。ご覧の通りのネコです。一緒に生活をしたのは、2005年10月に三週間。2006年4月の二週目から6月までのふた月。ことしの春に一ヶ月半。合計で、4ヶ月ちょっとしか一緒に生活をしたことがありません。久しぶりに日本に帰ったときは、ひとみしりが激しくて、引っ掻かれそうになりました。フーっていって怒っていました。(涙)

とはいうものの、ことしはの春にかえったときはだいぶ慣れてくれたようなので、良かったです。

それにしても、ネコはかわいい!!愛着があります。子どもの頃からネコを飼っていたので、やっぱりネコの方が犬よりも好きかもしれないです。

いまホームステイ先の家でも以前ネコがいたのですが、外に遊びに出たときに、ねずみ取りを食べてしまったらしく、そのまま死んでしまいました。死んでいたところを、お手伝いさんが見つけてきました。その後にやってきたネコも途中でいなくなっちゃいました。ちょうどその頃は、生物学科で脊椎動物解剖学の授業があり、ネコを解剖がるので、ネコをどこで手に入れようかと悩んでいました。

こちらのホームステイのお母さんが、冗談でしょうが、

「ネコを探しているなら、うちのネコを大学に持っていったら?」といったんです。

ネコはしっかり聞いていました。真剣に。

翌日からいなくなり、消えてしまいました。やはり殺気を感じたんだと思います。

その後、家の増築が始まり、ネコが家にいないことから、おがくずや木材のところにネズミが発生。家にもネズミをよく見かけることになりました。フィリピンではネズミって一般的ですが、日本ではあまりみかけないですよね。

そんなこともあり、いま家ではネコを新たに飼おうかという話が出ています。やっぱりネコがほしい!!しっかりネコを洗ってきれいにして、一緒にネコと寝たい。笑

うちのネコはいったい何をしているんでしょうかね。いまごろ。


2007年8月18日土曜日

フィリピン・スタディー・ツアー

僕の生活している街は、日本人ビジネスマンは何人かいらっしゃるのですが、日本人学生はほとんど皆無です。日系フィリピン人は何人か大学にいるのですが、フィリピンで育ったので、日本語は全くできないひとばかりです。 (日系フィリピン人とは、両親のどちらかが日本人です。お母さんが、フィリピン人というケースが大多数のようです。ダヴァオのように、戦前から日本人が居住している子孫のような、古い日系人はこの街では少ないようです。)

ことしは、お隣の大学に日本人が三人留学されているので、それぞれの話を交流できて楽しいです。

さて、僕の在籍しているXavier University -Ateneo de Cagayan-はイエズス会の運営大学です。日本でも、上智大学、エリザベート音楽大学は同じくイエズス会の運営大学になります。イエズス会は、教育に力を入れていることもあり、多くの教育機関を擁しています。

本校では、1970年代から2002年まで、上智大学の神父様が、日本人学生をつれて短期留学をされたのですが、神父様のお年のこともあり2002年が最後でした。また長期の日本人留学生も僕が復活第一号のようなものだそうです。昔は、上智大学からも長期留学生がいらっしゃったようです。カガヤン•デ•オロは安全ですし、学費や生活費も安いのでおすすめなんです。

今回のタイトル「フィリピン・スタディー・ツアー」ですが、本校に毎年8月に上智短大の学生がいらしていると聞きました。日程は一週間少々で、訪問地はカガヤン•デ•オロを中心に、ホームステイもあり、本校との学生交流会もあるそうです。

こうしたスタディー・ツアーは、夏休みにあわせて多く企画されているようです。検索エンジンで、「フィリピン、スタディー、ツアー」と入力してみると多くのプログラムが出てきます。印象としては、観光プログラムというよりは、社会問題について考えるものが多いようです。

何でもそろっている日本から来ると、発展途上国のフィリピンは、無法地帯に見えたり、社会の格差が大きくて希望もないように見えたり、かわいそうと感じられるのではないかと思います。そして、日本の偉大さを改めて感じられる方が多いのではないかと思います。社会は不思議なもので、どこの国や地域でも完璧なものはありません。それがどんな形であれ、常に動いているのです。それをいろんな側面で感じて、何か感じたことを行動に移すことができれば、スタディー・ツアーは成功となるのではないかなと思います。偉大だと思われる日本も、実はフィリピンよりも大変な問題が山積していますよね。

昨年は授業が忙しくて、のぞきにいかれなかったのですが、ことしはちょっと参加してみようかと思います。日本の学生さんがどんな体験をされるのか楽しみです。

ちなみに、こちらは、日本で言う夏休みではありません。こちらの夏休みは、3月末から5月末までです。



2007年8月17日金曜日

日本も暑いようですが、フィリピンも暑いです。

日本の天気予報を見てびっくりしました。

岐阜県多治見市で40、8度?それも三日間連続で40度を超える?間違いなく、フィリピンよりも暑いです。日本から離れているせいか、あまり日本の天気予報を気にしていなかったです。まさかそんなに暑いとは。

こちらも暑いのですが、暑さの質が違うように思います。

都市部の暑さは、なんといっても室外機から出る暑さと、夏そのものの暑さが合体した感じ。それは、マニラでも同じです。

ぼくの生活しているカガヤン•デ•オロは人口60万人弱の都市ですが、まだまだ緑も多く、また海も近く山も近いので、何気に涼しいです。部屋にはエアコンがないのですが、エアコンがある方がかえってつらいです。というのは、外に出ると暑いし、何より日差しが強いので、暑いというより、本当に突き刺す感じです。エアコンがないぶん、普通に汗を流すので、暑ければ水を浴びてすっきりすれば、結構過ごしやすいです。学生の頃はエアコンがないと死にそうでしたが、エアコンを使わない方が体調がいいです。

外を見てみると、あと2時間後に雨が降りそうです。

きょうはこれから公衆衛生の授業があります。きょうのテーマはフィリピンの医療事情でデータがいっぱい出てきます。



2007年8月16日木曜日

Squall in Cagayan de Oro


午前中の授業が終わってから、病院へお見舞いにいってきました。
そして、ちょっと遅めのお昼ご飯を食べて、夕方の授業の準備をしています。

外は、Squall。

窓のそとに見えるのは、南国の木々。マンゴーの木や、パパイヤ、ジャックフルーツ。そして椰子。

こんな風景もすっかり見慣れてしまったけど、雨にぬれる木々はいつみてもきれいです。

夕方まではやむだろうな。

2007年8月14日火曜日

虫さされにご注意 デング熱


日本も暑い日がつづいているようですが、いかがお過ごしですか。

先日日本へ帰国された方からメールをいただきまして、日本の方がフィリピンよりも暑いとおっしゃっていました。僕も同感です。日本の夏の方がむしむしするように感じます。僕の生活しているカガヤン•デ•オロの場合、日中の日差しはかなり突き刺すような感じがしますが、最高気温は34度くらいでしょうか。
朝晩の冷え込みますので、22度くらいまで下がると思います。22度で冷え込むという表現は、日本で生活をされている方にはおかしい表現に聞こえるかもしれないですが、熱帯で生活をしていると、20度くらいまで下がると、感冒にかかる方が多いです。このところ、病院でも風邪にかかった患者さんが多く見られます。僕は前向きに生活を始めたので、病気とは全く無縁です。笑

日本もこの時期、虫さされの方は多いと思いますが、ところかわれば、病気もさまざまです。

フィリピンでは、日本ではあまり見られない病気もたくさんあります。そのひとつに、蚊を媒介とするデング熱(Dengue Fever)があります。ここフィリピンでは、デンゲ・フィーヴァーと一般的に呼ばれています。(デングと発音されるよりは)

ことしは、このデング熱がミンダナオ島で流行しています。公衆衛生の授業で、このところ流行しているデング熱について再三気をつけるようにいわれております。僕の周りでも、デング熱に感染された方がいらっしゃり、現在入院し治療を受けていらっしゃいます。高熱が続き、血小板の数値が平均よりもだいぶ少ないとのことでした。また脱力感を感じられるとおっしゃっていました。

治療法は、対症療法しかないようです。ただ、フィリピンではTawa Tawaの葉を乾燥させて、煎じて飲むことがデング熱の治療法として使われています。これは、保健省(DOH; Department of Health)が推奨している漢方薬のひとつです。一般的に薬は高額なので、薬をかえない人のために、漢方薬を推奨しています。

南国へ旅行される方は、虫除けクリームを持参し、できるだけ、虫さされにならないように気をつけてください。



デング熱に関する詳しい情報は、以下の通りです。

(厚生労働省検疫所のサイトより)
http://www.forth.go.jp/tourist/kansen/09_dengu.html

デ ン グ 熱
Dengue Fever

 日本では馴染みのない名前の感染症ですが、マラリアと同様にアジアや太平洋諸島など熱帯亜熱帯地域に広く分布するウイルスによって引き起こされる感染症です。デング熱は流行する地域全体で年間約1億人の患者が発生しており、昨年は広い地域で爆発的な流行が頻発しました。マラリアと異なり、デング熱を媒介する蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)は空き缶などに溜まった水や竹の切り株に溜まった水でも発生するために都会で流行することも多く、ある意味ではマラリアよりも感染する危険性は高いと言えます。

1 感染源

 デング熱ウイルス(フラビウイルス属で1〜4型まである)を保有している蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど)に吸血されることにより感染します。

2 症状

 3〜 15日、通常5〜6日の潜伏期(蚊に刺されてからウイルスが体内で増えるまでの期間)を経て、突然の発熱ではじまる。熱は38〜40℃程度で5〜7日間持続し、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹を伴います。この発疹は風疹と同じような小さな紅斑で、痒みや痛みはありません。また、軽い皮下出血が足腿部、腋下、手のひらに発熱期の最後や解熱後に現れます。

3 治療方法

 一般に対症療法だけで特効薬はありませんが、特別な治療を行わなくても軽症で済むケ−スが多く、死亡率は1%以下であるといわれています。しかし、最近の傾向として、まれにデング出血熱という重症な疾患になる場合が多くなってきております。

4 予防方法

 予防接種も、マラリアに対するクロロキンなどのような予防薬もありませんので、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防法です。

 短期間の滞在であれば、防虫スプレ−や蚊取り線香あるいは厚手の服の着用(長袖、長ズボン)である程度は予防できます。電気蚊取器は電力事情が悪い外国(流行地域は全て良くない)では停電などのために使用不能になる場合が多いのでお勧めしません。やはり昔ながらの蚊取り線香が一番です。

 長期の滞在であれば、思い切って蚊帳を購入することをお勧めします。

5 デング出血熱

 一般に流行するデング熱の中でも出血傾向を伴う重症疾患で、その原因は特殊な型のデング熱ウイルスによるもなのか、個人差(遺伝的な感受性の有無)によるものなのかは諸説あり、詳細については明らかになってはおりません。

 主要な症状は一般のデング熱と同じですが、下記の様に異なる点があります。

○大人よりも小児に多発する傾向があります。

○皮下、鼻腔、歯肉などから出血がみられます。

○死亡率が10%と高く、治療が遅れれば40〜50%が死亡するといわれています。

○アジア地域に多発し、次いで中南米地域にみられ、その他の地域での発生はまれです。
デング熱の流行地域

Tawa Tawaについて
http://www.gov.ph/cat_health/newscontent.asp?newsid=13363

CHO advocates use of ‘tawa-tawa’ vs. dengue

Cagayan de Oro City (14 September) -- IT is not just an old man’s tale. It is based on research and findings.

The common plant, “tawa-tawa,” can help save lives of dengue patients, according to acting City Health Officer Dr. Rachel Dilla of Cagayan de Oro.

At the recent meeting of the City Council committee on health chaired by Councilor Simeon Licayan, Dr. Dilla said a research has been conducted in Davao City, which noted that “tawa-tawa” has anti-viral and anti-bacterial components that can help cure even stage four of the dreaded dengue disease.

She said about 25 newly uprooted tawa-tawa plants with the roots included should be boiled in seven glasses of water and given to patients in addition to their water intake.


Prevention

Adhering to the adage that prevention is still better than cure, Dr. Dilla said the City Health Office inspectors and health workers are already conducting house-to-house visits in the different barangays in the city to boos the campaign against the dengue-carrying mosquitoes.

The search and destroy drive, however, needs the cooperation of the people, she added.

She said the public should not depend on fogging machines, but should cooperate by cleaning their environment.

The CHO has launched the 4 o’clock habit and is calling on the public to do their part to destroy breeding places of dengue carriers.


Statistics

Based on CHO records, from January to August, this year, there are 1,091 cases of dengue, which is a slight increase compared to last year’s figures.

Dr. Dilla said this is still within the city’s dengue trend.

The CHO is expecting an increase in cases this month, based on this trend.

According to Dilla, the city has a dengue mortality rate of 1.1 percet, meaning one death for 100 cases. She said this is the lowest in Region 10.

It was learned that the mortality rate in Misamis Oriental is 4.3 percent.


Public Health

Councilor Licayan said the committee on health has included a weekly state of public health, environment and sanitation in its agenda to immediately address concerns and problems in concerned offices. (Office of the City Council)






2007年8月12日日曜日

6時間ノンストップ

きのうの午前中で、すべての試験が終わりました。一週間過ぎてしまえば短いものでした。

試験が終わってからは、日本円を両替してから、同じくこの街に留学中の日本人学生にテキストメッセージ(日本で言うCメールのような携帯向けの短いメッセージ)を送り、すぐに電話をいただきました。大学から近い、Limketkai Shopping Mallで待ち合わせることにしました。

久しぶりにShopping Mallを探索。週末ということもあり、ものすごいひとでした。

昼ご飯がまだだったので、何にしようかなと思い、久しぶりに Jollibeeでご飯でも食べようかなと思い、Jollibeeの前を歩いていたら、いまJollibeeにいますとのテキストメッセージをもらいました。あまりも偶然なのでびっくりしました。思いは叶うのですね。笑 金曜日の昼に、豚カツを食べたいなあと思ったら、その夜にお手伝いさんが、豚カツにキャベツの千切りを。。笑 思いは叶ったんです。それにしてもびっくりしました。まさか、フィリピンで豚カツを。。。

店内に入ると、まさに目の前にいらっしゃり、僕もオーダーをすませて二階へ。

現在この街には僕を含めて4人の日本人留学生が大学に在籍しています。そのうち2人は何度かお会いしたことがあったのですが、もうひとりの方とは今回がはじめての出会いでした。

自己紹介から、日常生活、自分が将来進みたいことなど、多岐にわたって話しました。僕自身、日本語で話すが久しぶりだったので、ものすごい勢いで話しました。笑

海外で生活をしていると、自分自身を含め考えることが多いのですが、とかく考えの迷路に入り込んでしまうことが多いように思います。この日記の前にも書きましたように、悪いことを考えると、同じように悪いことを引き寄せてしまいがちだと思います。体験的にもそう感じます。そこで、自分が本来一番やりたいことを想像していくとわくわくしていく自分がイメージされて、そこから前向きな自分になるかなということで意見が一致しました。

この日、「依正不二(えしょうふに)」ということばを習いました。自分の取り巻く環境は、自分自身が作り出したものという意味だそうです。

プラスに考えてがんばります。それにしても、二件を店で合計6時間も話しました。笑 普通だとのどがやられちゃいそうなんですが、のどはつぶれませんでした。これもプラス思考のおかげ?
長いことおつきあいくださいましてありがとうございました!!近々どうぞよろしく。

きょうは、夕方に大学のお聖堂で御ミサにあずかってきます。





2007年8月8日水曜日

The Secret




今週の月曜日から試験が始まりました。その前の日の午後に同級生が一枚のDVDをくれました。
The SecretというDVDでした。

同級生曰く、試験前に最初から最後までみるようにとのことでした。可能であれば、ヘッドセットで見てみるようにといわれました。

最初は何んだろうって思ったんですが、家で予習をしながら、その途中に見ることにしました。

僕にとってはものすごく響く内容で、人生を思い起し、照らし合わせてみるとまさに合致することが多く驚きました。自己啓発系の内容と紹介されているところが多いようなので、受け入れる準備ができているひとにはまさに響いてくるのではないかと思います。

昨年の春に医学部に入ってから、いろんな意味でちょっと後ろ向きになっちゃっていたときだったので、一枚のDVDの出会いは不思議なものでした。

ひとつ、付け加えると、DVDをもらった午後にほかの同級生とグループ学習をするはずだったので、DVDをくれた同級生とのグループ学習に誘われたときに一瞬どうしようかと思ったんですが、すぐに行こうと判断しました。そして、もともとグループ学習を約束していたともだち二人からは予習が終わらないので、今日のグループ学習はキャンセルしようと携帯にメールが届きました。

やっぱりタイミングってあるんだあなあって思いました。

フィリピンに来たのも、不思議な夢との出会いで、それに従ったときに、まだ何もフィリピンで学ぶことも決まっていなかったのと、ましてや、医学部に合格をしていなかったのにも関わらず、まわりのひとに、僕はこれからフィリピンの医学部でまなび、地域医療をめざしますと、2005年の春に言っていたことを思い出しました。

ものすごいスピードでものが動き出しました。それで、あれよあれよという間にフィリピンで学ぶことが決まりました。こちらに来てからも、いろいろな壁がありましたが、少々後ろ向きでした。ともすれば、夢の現実を肯定するのが大変だったのですが、DVDを見てから、もとの自分に戻りました。

壁が分厚く感じていたのは、DVDを見る前の自分であり、DVDの中で紹介された通りに素直に実行をしたら、翌日からびっくりするようなことがたくさん出てきました。肯定的な行動がより強いエネルギーとして、肯定的なものを引きつけてくれました。これからも楽しみです。

日本ではまだDVDの発売はされていないようですが、そのうちに紹介されると思います。何か感じられた方はぜひとも!!

http://www.thesecret.tv


2007年8月1日水曜日

大雨につき試験勉強開始

きょうの試験、大しくじりです!!真剣やばい!!!ということで、8月11日まで試験があるので、それまで、更新をストップします。

毎日たいへんだけど、がんばります。

きょうもすごい雨。ちょっと憂鬱。



今日も試験、来週から期末試験

きょうもこれから試験があります。
毎度のことなんですが、やっぱり試験前って緊張するなあ。
覚えることが多いから、語呂合わせも多くて。

来週からは期末試験が一週間あります。

組織学、解剖学。40秒以内にいくつか答えなくちゃいけなくて、記憶をただしい引き出しに入れないと合格できない!!ひとつが誤りだと自動的にそれは、アウト。

試験が終わったら、組織学と解剖学はおさらいがあるのでがんばります。




2007年7月31日火曜日

きょうはFeast Day!



きょうは僕にとってFeast Dayです。
僕の霊名(クリスチャンネーム)は、Ignacioなので、聖イグナチオ•デ•ロヨラの記念日(1556年7月31日帰天)にあわせて、僕もお祝いをしてもらいました。笑 実はカトリック教会では、一年を通して守護聖人の日が決められています。お祝いをしたりするのは聖人を崇拝するのではなく、模範である聖人にならおうというのが目的のようです。

僕は二つ霊名があるので、一年に二度ほどお祝いの日があります。それと洗礼の日がお祝いの日でもあります。ということで、お祝いが多いですよね。本当。笑

日本からともだちがすてきな写真を送ってくださったので、その写真をきょうのblogに掲載させていただきました。本当にありがとうございます!!



2007年7月30日月曜日

コミュニケーション

いままでいろんな形で異文化間コミュニケーションに携わってきたんですが、なかなか奥が深いです。
ある程度いろんなケースを体験してきているので、大きな困難を感じることはないんですが、やっぱり体調や勉強や仕事といった環境の状況により、ちょっと受けとめ方が違うように感じます。

一年目はやっぱり恋愛期間のようなもので、お互いに何ごとも新しく感じて、いろんなことに感激を覚えたりすると思います。

二年目は、そうした恋愛期間を経て、一歩引き下がったところで状況をみているように思います。本人が感じることだから、厳密な客観性はないと思うですが、、、。それでも、できるだけ客観的にみようとしているように思います。

はじめてミンダナオ島にやってきたのが、2005年8月の末。途中日本へ夏休みでかえったりしていない時期もあるんですが、ほぼ二年が過ぎようとしています。そんな僕も何となく二年目って感じがします。

ことあるたびに、いろんな国や地域で生活することがあったんですが、その度に挨拶一つをとってもそれぞれ意味があり、方法も違ったりします。僕がいま生活をしているところでは、案外おはよう、こんにちは、とかってあまりいわないことが一般的のようです。もちろん、僕がGood MorningやHi!といって答えないということではなく、一般的に挨拶は割愛するようです。僕がホームステイをしている家庭でもそうです。最初は、このこちらから挨拶をしないと挨拶をしないっていうのは、非常に違和感がありました。くしゃみをしても、何にもいわなかったり、結構このあたりも気になったりしました。

マニラのように外国人が多い地域や海外からの帰国者はこの辺は他の国の習慣に準じるようですが、地方では上記のようなコミニュケーションが一般的のようです。無言のうちに、相手に敬意をはらうのがフィリピン人のようです。おしゃべりやうわさ話が大好きなフィリピン人ですが、こんな部分では案外無口のようです。

ちなみに、目線があったときに、おでこを動かすのがフィリピン式のカジュアルな挨拶です。もちろん無言です。

お試しください!!



2007年7月29日日曜日

週末はいかがお過ごしですか。


あらためてカレンダーをみてみると7月もあと数日で終わる。水曜日からは8月がスタートである。
フィリピンでは6月から新学期で、10月の二週目までが前期、そして二週間から三週間ほどお休みがあり、クリスマスの時期までみっちりと授業がある。クリスマスの間の二週間を経て、正月の三が日の間にはもう授業がスタート。そして、3月の中旬に学年末試験があり、それがおわると夏休み。お察しの通り、日本でいう夏休みは、4月から5月なのである。

日本航空のカレンダーを毎日みているんだけど、海外仕様なので日本の休暇が赤くなっていないこともあり、日本の祝日がいつだったかすっかり忘れてしまっている。笑 日本で夏休みがスタートしたと思い出したのも、つい数日前。日本の学生は自由がいっぱいでいいなあ〜笑
さて、週末はいかがおすごしでしょうか。僕の場合は、ほとんど毎日同じようなペースで週末だからといってあまりかわったこともなく、過ごしてます。

土曜日の午前中は、補習があり、午後からは医学部の図書館で復習。そのあとは、大学内の御聖堂で主日の御ミサにあずかるのですが、きょうが大学の母体であるイエズス会の初代総長を祝う御ミサがあるために、昨日の夕方は御ミサに預からずにそのまま家に帰ってきました。

今朝聖イグナチオ•デ•ロヨラの御ミサはすごかったです。イエズス会の大学は日本では、東京の上智大学、広島のエリザベス音楽大学があるのですが、日本の方が地味なのではないかなあと思います。大学生で軍隊の予備兵の行進で、国旗、大学旗の掲揚など、また多くの司祭の行進など。ものすごく華やかでした。

イグナチオについては以下をご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/イグナチオ•デ•ロヨラ

http://www.jesuits.or.jp/index.html

毎日慌ただしい生活を送っているとこうした祈りの時間は結構重要だったりします。

それにしても、一年ってすぎるのは早いですね。本当に。




2007年7月26日木曜日

海外の医学部で学ぶ その1


blogをはじめてからいくつか、フィリピンの医学部で学びたいというメールをいただきました。授業の関係でなかなか個人的にアドヴァイスをできかねることもあり、blog上でお話ししたいと思います。

ちょっと堅苦しいですが、以下の点についてご留意ください。

•blog上でお話しさせてもらうことはあくまでも個人的な体験であることと。
•必ずしも新しいかつ適切な情報でないかもしれないこと。
•個人的な受験に関してサポートをしかねること。

僕がフィリピンで医学を学ぼうとしたきっかけは、本当に偶然な出会いからでした。というのも、2005年3月末に不思議な夢を見まして、その夢に導かれるように進んでいったら、フィリピンで医学を学ぶことになったのです。以前から海外の医学部で学ぼうと思うこともなく、フィリピンを選ぼうとおもうこともありませんでした。

フィリピンへ導かれたのではあるものの、こちらには親戚もいなく、ふたり友達がいるだけでした。このともだちともメールのやり取りがあるくらいで、近々フィリピンへ旅行する計画もありませんでした。不思議な夢が象徴するかのように、気づかせに耳を傾けたら、手を貸してくださる方が多く出てきてください、現在にいたします。僕自身は海外医学部を紹介してくださるような団体を通して留学をしたのではなく、あくまでも個人ルートで実現いたしました。

前置きが少々長くなりましたが、海外の医学部で学ぶことで注意しなければならないのは、海外の医学部を卒業しても、必ずしも日本の医師国家試験•本試験の受験資格を得ることも約束されないことが多いようです。このあたりは、厚生労働省のサイトをご覧いただければわかると思います。

僕の場合は将来は途上国の地域医療に携わりたいので、少し海外の医学部を卒業して日本で臨床を行いたいと考える方と少々方向性が違うかと思います。

2005年からの流れを簡単に紹介いたしますと以下の通りです。

2005年8月末〜
大学訪問(医学部見学)

2005年11月初旬
フィリピンへ留学開始
現地で入学試験を受験し、人文理学部生物学科に編入

2005年12月中旬
全国医学部入学試験受験

2006年1月末
同上試験結果公表

2006年2月上旬
医学部受験(書類審査、面接)

2006年2月下旬
合格

2006年3月中旬
人文理学部生物学科修了

2006年6月
医学部正式入学

2007年1月上旬
留年決定

2007年6月
再度一年生開始(二度目の入学式)

フィリピンへ留学を決めてから二月後に生活をはじめられて、また統一試験を受けて、基準点に上回り合格できたのも、奇跡としかいえません。笑


明日も発表がやまほどあるので、続きは次回へ。。




2007年7月25日水曜日

地域医療 医療費ランダム


なんとか発表は無事に終わりました。夕方の試験は明日に延期になりました。というのも、糖尿病の講習会に出席するように指示があったからです。日本ですと数ヶ月前からポスターがあり告知されるのが普通ですが、大学が主催する講演会は直前、それも午前中の授業が終わったときにアナウンスメントがあったんです。笑 でもって、急遽夕方の試験が明日に変更できるかどうか担当教授に連絡をとって、講習会へ移動となりました。フィリピンチックでしょう?

僕の通っている大学は、カトリック修道会のイエズス会が運営する大学です。医学部が創設されて24年になります。医学部を開設するきっかけは、イエズス会の司祭がカミギン島からかえりに遭遇した病気のこどもとの出会いからでした。(カミギン島は、先週に掲載した美しい海のある島です。)
当時、カミギン島にはまともな医療施設がありませんでしたので、近くの国立病院のあるカガヤン•デ•オロまで移動するしか方法がありませんでした。当時は道も悪く、船とバスを乗り継いでくることは現在よりも大変だったそうです。
病気の親子があまりにも痛々しく、司祭はそのときに誓ったそうです。かならず将来こうしたこどもにもまともな医療を受けられるように医学部を創設して地域医療に貢献する医者を育成することと。

そんなこともあり、創設以来、地域医療へのウエイトが大きいのが特色です。

医学部と同じ建物のGerman Doctorsという医療組織が入っています。目的は、貧困層への無料医療の提供です。一年生は患者さんの問診をとることから地域医療のトレーニングがはじまります。おもにビサヤ語で会話しないといけないので、結構大変です。フィリピンは英語が公用語となっているので英語を全く理解できない訳ではないのですが、やはり現地に普通に話されているビサヤ語の方がらくだと思います。

問診をとる以外に、空港近くの村へ行き、健康調査をすることになっています。これまた結構面白い体験でした。結構日本人が想像するようなジャングルです。

German Doctorsが活躍しているように、ここフィリピンでは富裕層と貧困層とのギャップが日本では想像もできないくらいはなれています。富裕層が受けられる医療技術は日本の先端医療とかわらないように思えます。貧困層の場合はどうかといと、医療を受けたくとも受けられないというのがほとんどです。そんなこともあり、こうした無料診療を行っているところに到達できても、手遅れというケースも多いのが現状です。むろん、日本のような国民皆保険はないので(Phil Healthという保険制度がはじまったのですが、まだまだ浸透できていないのと、カバーされる率も低いです。)、病気になったらそれこそ、借金をして病院へ通うか、病気のあるがままを受け入れるか、あるいはまじない師を呼んだりするようです。

そんな患者さんが一方で、MRIの画像診断受けられる患者さんがいたりします。だいたい8,000ペソから15,000ペソくらいのようです。日本円にして、21,000円から40,000円くらいの間でしょうか。ちなみに看護師の初任給が手取りで3,000ペソ(8,100円くらい)ですので、日本の1/20くらいになるので、感覚的には、MRIの料金は50万円から100万円くらいに相当すると思います。

明日も、貧困層の患者さんの待合室をくぐり抜けて授業を受けてきます。

朝一の授業は組織学です。

http://web.uni-frankfurt.de/Aerzte-3Welt/english/die-news-1.html
http://web.uni-frankfurt.de/Aerzte-3Welt/english/index.html


2007年7月24日火曜日

それでも、前へ進んでいく

こんばんは!
blogをはじめてからちょうど一週間がすぎました。それにしても一週間ってすぎてみると早いよね。
それにしても本当にblogって便利だね。簡単に更新もできるし。。ただ、直筆の日記のように、あとで読み返してみるとそのときの気分が字に現れるんでそれはそれで、結構おもむきがあったりして好きなんですが。

さて、タイトルをご覧いただいたように、「それでも、前へ進んでいく。」笑
そうなんです。試験、合格点の70点に及ばず。。。一学期の期末試験で挽回するしかないです!!がんばります。合格するまで、追試というシステムはないので、次の試験もがんばらないといけないです。

医学部での勉強は本当に絶え間ない課題との戦いで、これでもか!!ってくらい教科書を読んで、理解していないといけないもので、一年生を二回続けている僕でも大変です。たまに外部記憶装置が人間にも身につけられたらいいのになあって妄想が広がることもあるんだけど、むなしい妄想は一瞬でバイバイし、教科書を読み返します。

現在は、解剖学の分野が多いので必然的に暗記物が中心となります。学生時代は暗記物は結構得意だったんですが、今では論理的に理解する科目の方が得意かも。

明日は新しい課題の発表が朝からあるので、現在チェック中。。夕方には社会医学の試験があるので、その準備もしなくては、、

そんなことで、試験の結果をもらってくよくよする暇がないのが医学生の宿命のようです。

明日もがんばるぞ!!



2007年7月23日月曜日

ファイト!


僕の所属している大学は、2学期制なんだけど、1学期は二ヶ月ごとに分かれていて、2ヶ月で一つのサイクルになっています。毎週月曜日に試験があり、範囲が広かったりするので、結構大変です。留年しちゃっているから、合格するだけではなくて、少しでもいい点数をとり余裕を持たせないといけなくてね。
あと7時間半後に試験。今回を入れてあと2回だけ。
8月6日からははじめての期末試験。

ここに遊びにきている訳ではないから、がんばらないとな!!!

がんばれよ!俺!!!






ちなみに今回の範囲は以下の通り。解剖学が多いんだよなあ。涙。ドラえもんの暗記パンをたべたい!!!
同級生がうちこんでくれた範囲をコピペしました。こんなかんじ。



The coverage for the 5th Exam scheduled for July 23, 2007 will be Modules 6 & 7

Module 6 Task List

Module 6 Task Sheet


1. Describe the gross and microscopic features of the superficial deep fasciae of the back.
2. Describe the muscles of the back as to origin, insertion, nerve supply and action.
2.1 Superficial Muscles
2.2 Intermediate Muscles
2.3 Deep Muscle
2.4 Triangles of the back (triangle of auscultation, lumbar triangle of Petit
3. Describe the blood supply of the back
3.1 Arterial Supply
3.2 Venous drainage
4. Describe the lymph drainage of the back
5. Describe the following:
5.1 Muscle tissue to include its characteristics, histologic types, and differences
5.2 The 3 types of muscle tissue if given descriptions or microscopic slides (including ultrastructure)
5.3 The mechanism of skeletal muscle contraction
5.3.1 The changes that occur in sarcomere during muscle contraction
5.3.2 The structures and proteins that play a role in muscle contraction
5.3.3 Mechanism of skeletal muscle contraction to include events, the structural changes that occur and roles of structures and proteins in contraction
5.3.4 Muscle metabolism and its relevance to sports
6. Discuss the vertebral column
6.1 Identify the different segments
6.2 Identify parts of a vertebra
6.3 Differentiate a typical from an atypical vertebra of the different segments
6.4 Describe the important variations in the vertebra
6.5 Describe the different joints of the vertebral column
6.6 Identify the different normal curvatures of the vertebral column

Module 7 Task List

1. Discuss the structure of the scalp
1.1 Describe the layers of the scalp
1.2 Describe the dangerous areas of the scalp
2. Discuss the gross features of the head
2.1 Describe the surface landmarks of the head
2.2 Describe the parts of the bones of the skull
2.3 Describe the different paranasal sinuses
2.4 Give the important openings in the base of the skull and the structures that pass through them
2.5 Describe the gross anatomical features of the muscles of the head
2.6 Describe the dangerous area of the face
2.7 Describe the blood supply (arterial supply and venous drainage), lymphatic supply and nerve supply of the muscles of the head.
3. Discuss the gross features of the neck
3.1 Describe the surface landmarks of the neck
3.2 Describe the gross anatomical features of the muscles of the neck
3.3 Describe the main arteries, main veins, main lymph nodes and main nerves of the neck.
3.4 Describe the boundaries of the triangles of the neck and their respective contents
3.5 Describe the dangerous area of the neck



2007年7月22日日曜日

Camiguin


フィリピンで生活をはじめてから、友達によくいわれることが、「毎日リゾート気分じゃない?」

さすがに毎日リゾートホテルで生活をしている訳でもないので、ビーチサイドで横になりながら、優雅にマッサージを受けてのんびり、、なんていう生活とはほど遠いです。笑 

とはいうものの、フィリピンで生活を始めてから北から南までいくつかの街を旅しました。そのなかでおすすめは、Camiguin島(カミギン島)です。

僕が生活をしているカガヤンデオロ市(ミンダナオ島北部の街)からバスでBalingoanまで移動し、そこからフェリーに乗り移動しました。宗教学の先生のご実家がカミギンだったので、先生のお宅にお邪魔しました。

写真の通り、本当に美しい白い砂、透明度の高い海。火山。そして温泉。

フィリピンでは、バスタブに入る習慣があまりないので、普段はシャワーです。そんなこともあり、温泉に入ったときは感激でした。(日本のように素っ裸ではなく、水着着用です。念のため。)

昼間もいいのですが、夜がすばらしかったです。波の音を聞きながら、プライベートビーチにゴザを敷いて、星を眺めました。星をみるのが好きなので、2時間ちょっと空を眺めていました。こんなに流れ星がみられるのかと思うくらいみられました。

セブや、ボラカイもいいところですが、カミギンへもぜひともいらしてみてください。

きょうも天気がよくて気持ちがよさそうなのですが、明日も試験なので、外に出られない分、blogを更新して、ちょっとでもリゾート気分になったつもりで、、、

From Manila, you can take direct flights of Philippine Airlines, Cebu Pacific, or Air Philippines to Cagayan de Oro City. Flying time approximately takes one hour and 20 minutes. From Cebu, Cagayan de Oro City is even nearer -- a mere 30 minutes away. One can also take the longer but infinitely more exciting ferry trips from the North Harbor aboard the ships of WG&A, Negros Navigation, and Sulpicio Lines. Depending on the routes (sometimes they stop over at certain ports such as that of Cebu City, Iloilo City or Bacolod City), a ferry trip to Cagayan de Oro City usually takes 28 to 36 hours.

From the Cagayan de Oro City airport, you can take a cab to the bus terminal located at the Agora Market and get on a bus for Balingoan, a town 88 kilometers outside the city. At Balingoan, take a ferry bound for Camiguin Island approaching Camiguin by sea. The trip usually takes an hour before you reach Benoni Wharf of Mahinog, which is 17 kilometers from the capital town of Mambajao.

You can also take a three-hour ferry ride from the Cagayan de Oro Ferry Terminal to Guinsiliban, also in Camiguin on board M/V Yuhum.

http://www.camiguin.redbearnet.com/



2007年7月21日土曜日

救急救命の巻

きょうは、医学部の学生会主催の救急救命の練習がありました。日本では日本赤十字社の支部で行われているようなものと同じものです。

僕は2003年1月に千葉市で講習を受けたんですが、日本では復習の勉強会に参加することはありませんでした。僕は留年生なので、二度目の講習会でした。笑

主な流れとしては、道ばたでひとが倒れているというのを想定して、救助するというものです。意識があるか、ない場合は気道を確保し呼吸の確認をし、ない場合は人工呼吸を二回して循環のサインを確認するなどそんな流れて行いました。

日本での講習会を含めて三度目だったのですが、気道の確保の際に、肘を地面につけて額に手を当て、頭を後ろに傾けて、もう片方の指二本でしたあごを突き出した状態にするのに、地面に肘をつけ忘れちゃったり、人工呼吸をする際に、鼻を塞ぐのを忘れちゃったりして、、、こんなこともあり、実際の救助の際は緊張したりして、結構間違えちゃったりしそうです。やはりこうした日頃の練習が必要だなあと改めて感じました。

ちなみにフィリピンで救急車を呼ぶ際に「112」または、「911」をまわしてください。携帯からもかけられます。ただし、日本のように救急車が充実していないので、直接病院へ行った方が早いかもしれないです。


2007年7月19日木曜日

フィリピンの医学教育

なぜフィリピンで医学を学ぼうとしたのかと関心をお持ちの方もいらっしゃると思うのですが、不思議な体験に導かれたと申したらよろしいでしょうか。このことについてはまた別の機会にお話しするといたします。

フィリピンの医学教育は日本のそれと大きく異なります。
•大学院大学である。
•全国医学部入学試験をクリアしなければいけない。
•授業は学生主導のPBLである。
•基本的に追試験はない。
•卒業するまでに半分くらいは落第し、放校となる。
•一般的に医学部附属病院を併設していないところが多い。
•新学期は6月で、学年末は3月。夏休みは4、5月である。
などなど。

ひとつひとつを書くと長くなってしまうので、今回は、最初の大学院大学であることについてお話いたします。

日本、韓国、台湾などの医学部をみてみますと、一般教養を含め6年生であるところが主流だと思います。日本ではここ10年くらいの間に学士入学を取り入れているところも多くなってきているようですが、まだまだ高校卒業をした学生を対象にした入学試験ならびに、6年生のシステムに変わりがありません。

フィリピンでは、医学部、法学部はPost Graduateと位置づけられており、日本の大学院に相当します。医学部への進学を考えている学生は、理科系の学部であることが必ずしも必要ではなく、所定の理数系の科目、物理、無機化学、有機化学、生物学、数学などを取得し、全国医学部入学試験(通称NMAT;National Medical Admission Test)を受験した上で、結果を見て、希望校へ入学志願をすることとなります。

僕の同級生の多くは、生物学科、看護学部、臨床検査学科の出身が多いのですが、その他にも英文科、心理学科、経営学科の出身者もおります。

日本のように入学して、全員進級できることもないので、毎日が必死の生活です。


2007年7月18日水曜日

”にわとり”とともに

医学部での生活はどこもかわらないと思うんですが、そのひとつに時間との戦いだと思います。覚えるものがはんぱじゃなくて、ほんと、シニアクラークシップのはじまる4年生までに、つまり三年間で全部覚えるのって可能なのかなあって思うくらい。

そんなこともあり、睡眠時間は結構短くて、4時間くらいです。毎日。眠い毎日。

朝の方が静かだから、朝方なんですが、日本じゃ絶対ありえないのが、鶏の鳴き声がすごいんだよね。

いまもものすごい数の鶏がないています。焼き鳥にして食べちゃいたいくらい、うるさい。。笑


2007年7月17日火曜日

はじめまして


フィリピンに留学した当初から、blogをはじめようと思ったんだけど、つづかなかったんだよね。留年が決まって、新たに一年生から始めるということで、blogをはじめることにしました。

あんまり気合いを入れない程度に続けていきたいと思います。

どうぞよろしく。